火曜日, 10月 12, 2010

いろんなイマジネ-ション


前回のブログでもお話ししたように、私たちはこの仕事を楽しんでいます。そして本来のビジュアルそのものからは想像もできない、もう一つのビジュアルをその中に見出した時の喜びは格別です。
特に今回は、このオリジナル作品を制作している時に、その多くのビジュアルパーツの中からたくさんの価値あるものを見つけることが出来ました。


全体的な考え方やビジョンは最初から明確に決まってはいましたが、デザインを構築していく過程の中で、多くのクリエイティブな意思決定を何度も繰り返す必要がありました。"想像力に風穴を"のビジュアルの場合、最初は部屋の照明をつけずに輝く太陽光線の温かさだけで構成されていたのですが、最終的には、この様な印象の全く違ったビジュアルとりました。
このことが、この様な、実に面白いビジュアルを生み出すことになるのです。

しかし、これはまさに、フォトショップと何百もの素材のレイヤ-とトーンカ-ブとで創り出すクリエイティブという旅の始まりにすぎません。

私は、全てのレイヤーのカラ-バランスを変えて、その一部をクローズアップすることによって、まるで宇宙のどこかで紫の野菜の間を蝶が舞ったり、虫が這いまわっている風景を見つけました。



その次には、部屋と土(水、ホース)そして奥の扉からの光だけを残して、片っ端から他のレイヤ-を外してみました。すると、ご覧のように神秘的な部屋が開かれました。でも、そこは無機質でとても不安な感じがしますよね
それとも、あなたは奥の部屋に興味をそそられて土の上を裸足で見に行ってみたくなりましたか。
土とホ-スとワインラックだけのこの部屋は、どうして使われていないのか—そして、ドアの向こうの奥の部屋にはいったい何があると思いますか?

ここでは、Photoshopで太陽のトーンカーブを作成するだけで、このサイケデリックなビジュアルが生まれました。皆さんには、ここでのコンテンツが何か分からないかもしれませんが、そこが、この実験の面白いところです。 これについては、60年代から70年代で表現されたビジュアルを参照しながら、お話しなければいけませんが、書くスペ-スが足りません。


土も水もない状態で育つ野菜をどう思いますか?
 
私の客観的な意見ですが、大理石の床の冷たさと有機的で暖かい野菜とは対照的です –
それは豪華な部屋に住みながら、不健康な現代の生活に満足していない若エリ-トサラリ-マンの“夢”のように見えます。このバージョンでは、天井の穴を以前よりもさらに強力に破壊して穴を大きく開けました。


そして、私たちが意図的に作ったビジュアルから離れれば離れるほど、見る人の想像力をふくらませることができ、いくつもの奇妙なアイデアやイメ-ジが湧いてきます。
何千ものグラフィカルな可能性が広がるデジタル時代の中で、この仕事に携わっていることは最高に幸せです。

  Yours, Manuel

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